ニュースリリース

従業員支援プログラムEAPの利用効果を可視化

~  仕事の生産性を測定するツール「職業場面機能チェックリスト(PAF)」を研究・開発 ~

 

 従業員支援プログラム「EAP」を提供するピースマインド・イープ株式会社(以下、当社) と国際EAP研究センターは、EAPの利用による働く人の生産性の変化を測定する調査・研究を実施。その結果EAP利用前後で「勤怠に全く問題なし」群が44%から91%へ増加するなど導入効果が可視化されました。
 この度、EAP(従業員支援プログラム)を提供する当社の調査・研究機関である、国際EAP研究センターでは、仕事の生産性を測定するツール「職業場面機能チェックリスト(The Peacemind JEAP Asessment of Functioning)」(以下、PAF)を研究・開発し、従来まで効果測定が困難であった企業向けEAPサービスの利用者の生産性を客観的に評価する調査を行いました。EAPのカウンセリングサービスにおいて客観的な効果を数値化し、公表できたのは日本初のことです。この研究成果は、2013年1月18日に開催された第20回日本産業ストレス学会にて発表しております。

 

■ 「EAP利用者の生産性の変化測定調査」結果のポイント

<「勤怠」「パフォーマンス」「外見・態度」の全てにおいてEAPの利用が有意な改善効果>
 EAPの相談を終了した68ケースについて、相談の前後で「仕事の機能レベル」を測定したところ、「勤怠に全く問題なし」群は44%から91%に上昇、「パフォーマンスに支障なし」群が41%から78%に上昇、「外見・態度に問題なし」群が28%から78%に上昇するなど、勤怠、パフォーマンス、外見・態度の全てにおいて有意な改善が見られました。(図表①)

 

■ EAPの効果と仕事の生産性の客観的な測定手法の開発

 本来、EAPの導入は、従業員および組織全体の「生産性の維持・向上」が主要目的ですが、近年日本においては、労働者のメンタルヘルス不調対策として導入が浸透してきました。そのため、本来の目的の「生産性向上」を具体的に反映した効果測定は十分になされていませんでした。
 またEAPの基本サービスであるカウンセリングの効果は見えにくく、利用者の満足度調査では客観性に欠ける、専門家以外にはわかりづらいといった指摘も見られました。このように、EAPの提供者側も導入企業も、EAP導入のメリットの具体的な確認方法に課題がありました。そこで当社では、客観的かつ生産性を反映した効果測定ツールが必要であるという認識を持っておりました。
 PAFは日本で初めて、具体的に仕事の生産性の変化を評価することで客観性を高め、症状ではなく職務遂行に関する機能のレベル分けをすることで、管理職や人事担当者にも活用可能なものにしました。PAFの活用により、仕事のパフォーマンス向上や、職場での問題行動改善など変化が可視化され、EAPの効果を測ることが可能になります。

 

■ EAP利用によるビジネスパーソンの行動変容 ~相談開始時と終了時の状態比較~(図表①)

 

■ 職業場面機能チェックリスト(PAF)について

 PAFとは、職務遂行に関する機能を以下の指標を基にレベル分けし、簡単に測定できるよう作られたチェックリストです。

 当社は、組織が健康に機能し、個人が十分能力を発揮することにより職場の生産性を向上させるために、行動科学の観点から「組織」と「人」の両面にコンサルテーションをする先進的なEAPを提供しています。
 今後も心理・行動科学の専門性を活かしたソリューションを積極的に研究・開発し、人と組織の成長支援に貢献してまいります。

 

■ 参考URL

・ 人と組織の成長ソリューション
  http://www.peacemind-jeap.co.jp/services/services_index/solution/
・ EAPサービス
  http://www.peacemind-jeap.co.jp/services/ea/


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